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ちへいせん
ふりがな文庫
“ちへいせん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
地平線
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
地平線
(逆引き)
むこうを見れば、ちょうどいま
地平線
(
ちへいせん
)
の上に姿をあらわしたお日さまが、しずかにのぼってきます。と見るまに、じゅうたんの穴や裂けめの下の鏡が、赤や金色に輝きはじめました。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
天
(
てん
)
未
(
いまだ
)
に
闇
(
くら
)
し。
東方
(
とうはう
)
臥龍山
(
ぐわりうざん
)
の
巓
(
いたゞき
)
少
(
すこ
)
しく
白
(
しら
)
みて、
旭日
(
きよくじつ
)
一帶
(
いつたい
)
の
紅
(
こう
)
を
潮
(
てう
)
せり。
昧爽
(
まいさう
)
氣
(
き
)
清
(
きよ
)
く、
神
(
しん
)
澄
(
す
)
みて、
街衢
(
がいく
)
縱横
(
じうわう
)
の
地平線
(
ちへいせん
)
、
皆
(
みな
)
眼眸
(
がんぼう
)
の
裡
(
うち
)
にあり。
然
(
しか
)
して
國主
(
こくしゆ
)
が
掌中
(
しやうちう
)
の
民
(
たみ
)
十萬
(
じふまん
)
、
今
(
いま
)
はた
何
(
なに
)
をなしつゝあるか。
鉄槌の音
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
やがて、
日
(
ひ
)
がまったく
沈
(
しず
)
んで、
空
(
そら
)
の
色
(
いろ
)
がだんだん
暗
(
くら
)
くなると、
地平線
(
ちへいせん
)
は
波
(
なみ
)
に
洗
(
あら
)
われて、
雲
(
くも
)
の
色
(
いろ
)
の
消
(
き
)
えてゆくのを
惜
(
お
)
しんだのであります。
明るき世界へ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
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(41作品)
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