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民
ふりがな文庫
“民”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たみ
95.0%
タミ
5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たみ
(逆引き)
これからはいよ/\お
民
(
たみ
)
どの
大役
(
たいやく
)
なり、
前門
(
ぜんもん
)
の
虎
(
とら
)
、
後門
(
こうもん
)
の
狼
(
おほかみ
)
、
右
(
みぎ
)
にも
左
(
ひだり
)
にも
怕
(
こわ
)
らしき
奴
(
やつ
)
の
多
(
おほ
)
き
世
(
よ
)
の
中
(
をか
)
、あたら
美玉
(
びぎよく
)
に
疷
(
きず
)
をつけ
給
(
たま
)
ふは
経つくゑ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
蛮地では人煙が稀薄であり、
聚落
(
しゅうらく
)
の上に煙の立つのは
民
(
たみ
)
の
竈
(
かまど
)
の賑わえる表徴である。現代都市の繁栄は空気の汚濁の程度で測られる。
喫煙四十年
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
民(たみ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
タミ
(逆引き)
茲
(
ココ
)
ニ至ツテ、北条天下ノ民土、全ク、
旱天
(
カンテン
)
ノ亀裂ニ似タル
危殆
(
キタイ
)
ヲ呈シ、
民
(
タミ
)
、雨ヲ待ツノ声、今ヤ地ニ満チテ、シカモ声無シ……。
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
人麻呂の作と推測される「藤原
ノ
宮の
役
(
エ
)
ノ
民
(
タミ
)
の歌」を見ても「我が国は常世にならむ」と言うてゐるのは、藤原の都の頃既に、常世を現実の国と考へてゐたからである。
古代生活の研究:常世の国
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
民(タミ)の例文をもっと
(3作品)
見る
民
常用漢字
小4
部首:⽒
5画
“民”を含む語句
市民
住民
人民
民衆
賤民
下民
公民
民謡
民部大輔
山島民譚集
國民
国民
民間
民草
中江兆民
民顕
庶民
農民
良民
蘇民将来
...
“民”のふりがなが多い著者
内村鑑三
堺利彦
江見水蔭
三遊亭円朝
作者不詳
吉川英治
末吉安持
国木田独歩
野口雨情
泉鏡太郎