“公民”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおみたから42.9%
おほみたから28.6%
オホミタカラ28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
農民が公民おおみたからとして社会的地位を獲得した後においては、彼らは取り遺されて一種賤しいものとして見られていたのであった。
旦波たには比古多多須美智能宇斯ひこたたすみちのうしみこが女、名は兄比賣えひめ弟比賣おとひめ、この二柱の女王ひめみこ、淨き公民おほみたからにませば、使ひたまふべし」
汝所堅之美豆能小佩ナガカタメコシミヅノヲヒモ(こおびか)は、誰かも解かむ。」答へ申さく、「旦波比古多々須美智能宇斯王タニハノヒコタヽスミチノウシノミコの女、名は兄比売・弟比売、此二女王フタミコぞ、浄き公民オホミタカラ(?)なる。かれ、使はさば宜けむ。……」
水の女 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)