公民おおみたから)” の例文
農民が公民おおみたからとして社会的地位を獲得した後においては、彼らは取り遺されて一種賤しいものとして見られていたのであった。
里人が次第に都の文化に親しみ、所謂「公民おおみたから」となった後にも、山間の住民は依然素樸なる原始的に近い生活を営んでいるので、いつしか筋の違ったものの様に思われて来る。
そんな次第で日本の古代では農民がおもになっておりまして、農民以外の者は公民おおみたからではない。「たみ」ではない。百姓すなわち人民の仲間に加わらないから、これを「非人ひにん」と申す。