“住民”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じゅうみん33.3%
じうみん22.2%
ひとびと11.1%
ぢうみん11.1%
ぢゆうみん11.1%
シビリアン11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
窃盗せっとう姦淫かんいん詐欺さぎうえてられているのだ。であるから、病院びょういん依然いぜんとして、まち住民じゅうみん健康けんこうには有害ゆうがいで、かつ不徳義ふとくぎなものである。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
たれでもつてなければならぬことを、たれでもらずに大問題だいもんだいがある。自分じぶんらぬもの一人ひとりつた、それは日本にほんける石器時代せききじだい住民じうみんついてゞある。
又一人、又一人、遂にいまはしきやまひが全村に蔓延した。恐しい不安は、常でさへ巫女いたこを信じ狐を信ずる住民ひとびとの迷信をあふり立てた。御供水おそなへみづは酒屋の酒の様に需要が多くなつた。
赤痢 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
シベリヤ東北の住民ぢうみん、アメリカ極北の住民及びグリーンランドのエスキモは眼の部分ぶぶんに細き横線を截り透かしたる眼蔓樣のものをもちゐる事有り。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
窃盜せつたう姦淫かんいん詐欺さぎうへてられてゐるのだ。であるから、病院びやうゐん依然いぜんとして、まち住民ぢゆうみん健康けんかうには有害いうがいで、不徳義ふとくぎなものである。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
道路にあふれる死屍と傷兵を見捨て花田中尉は住民シビリアンの女の肩につかまり、東方に向け戦場を離脱し密林を抜け、インタアル付近の小部落に落ち延びたと言う。
日の果て (新字新仮名) / 梅崎春生(著)