“詐欺”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
さぎ73.8%
いかさま7.1%
かたり7.1%
あんま2.4%
いつわり2.4%
かた2.4%
たばかり2.4%
インチキ2.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“詐欺”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 諸芸・娯楽 > 射倖ゲーム100.0%
自然科学 > 自然科学 > 論文集 評論集 講演集11.8%
歴史 > 伝記 > 日本8.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
なんこといのでせうか、詐欺さぎ愚鈍ぐどん卑劣漢ひれつかん、と一しよになつて
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
さうかと思ふと、平生は泥棒でも詐欺さぎでもしさうな奴が、碁将棋盤に向くとまるで人が変つてしまふて、君子かと思ふやうな事をやる。
病牀六尺 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
「え、なんとおっしゃる。では、あなたはすべてのことが詐欺いかさまだと言われるのですか。どうしてそんなことが分かりました」
「まずないねとは驚いた。それじゃ全然まるっきり詐欺いかさまだね」
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「あいよ。」藤吉はうだった声。「人殺しか、物盗ものとりか、脅迫ゆすり詐欺かたりか、犬の喧嘩か、まさか猫のお産じゃあるめえの。え、こう、口上を述べねえな、口上をよ。」
万年青おもと狂いはふえるし、強請ゆすり詐欺かたりは横行するし
醤油仏 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
……掏摸とうべえもなければ、ゆすり、空巣狙しろたび万引にざえもん詐欺あんま……なにひとつない。
私がこれまで私の恋を思うたびに、冷たい私の知恵は私の耳にささやいて、恋ではない、恋ではないとわれとわが心を欺いてわずかに良心の呵責かしゃくを免れていたが、今宵この月の光を浴びて来し方の詐欺いつわりに思い至ると、自分ながら自分の心のあさましさに驚かれる。
駅夫日記 (新字新仮名) / 白柳秀湖(著)
妾が紅矢様の馬と着物を詐欺かたり取って、紅矢様に化けて来ていたので御座います。
白髪小僧 (新字新仮名) / 夢野久作杉山萠円(著)
ああ詐欺たばかりに身は瘠せて
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
しかもその詐欺インチキ盗人ぬすっとつけ景気のお蔭で、品物がドンドンさばけて行きますので、地道に行きよったら生物なまものは腐ってしまいます。
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
魚市場の商売ナンテいうものは学問があっちゃ出来まっせん。早よう云うてみたなら詐欺インチキ盗人ぬすと混血児あいのこだすなあ。商売の中でも一番商売らしい商売かも知れませんが……。
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)