“窃盜”の読み方と例文
新字:窃盗
読み方割合
せつたう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
窃盜せつたう姦淫かんいん詐欺さぎうへてられてゐるのだ。であるから、病院びやうゐん依然いぜんとして、まち住民ぢゆうみん健康けんかうには有害いうがいで、不徳義ふとくぎなものである。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
一時海道筋から江戸へかけて、惡名をうたはれた窃盜せつたうの名人、それは鼬と異名を放つた七助の成れの果てだつたのです。
兩替屋の主人や番頭——日頃窃盜せつたうや押込に敏感びんかんになつて居る者が、どんなによく睡つて居たにしても、これだけの細工を知らずに居る筈はありません。