“盗難”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とうなん66.7%
たうなん33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのことだが、僕の考えでは、あの盗難とうなんったラジウムは、今どこか知らんが、かくちょっと手の届かない場所にあるんだと思うんですね。
鞄らしくない鞄 (新字新仮名) / 海野十三(著)
二年生のエピファーノフが、ナイフと一ルーブリ銀貨ぎんかをなくしたのである。このあかいほっぺたをしたふとっちょの子供は、盗難とうなんに気がつくと、わっと泣声なきごえをあげた。
身体検査 (新字新仮名) / フョードル・ソログープ(著)
大きなる都会とくわいのなかにたどりつきわれ平凡へいぼん盗難たうなんにあふ
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)