“窃取”のいろいろな読み方と例文
旧字:竊取
読み方割合
せっしゅ33.3%
ぬすみと33.3%
くすね16.7%
どろぼう16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宝石入純金指環三個を窃取せっしゅして立ち去ろうとするところを、私服にて張り込み中の○○署杉山刑事に捕えられ、直ちに引拉いんらされた。
秘密の風景画 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
そのどさくさまぎれに右三千円の預り証書を窃取ぬすみとるというお話は、前日お聞きになりました所でござりますが、此の騒ぎを三畳の小座敷で聞いて居りましたのは
これなんでも下婢かひ下男げなん窃取くすねるに相違さうゐない、一ばん計略はかりごともつためしてやらう。
此処に包や何か整然ちゃあんと掛ける処が出来てるのは流石さすがに手当が届いて居ますね……蝙蝠傘などを窃取どろぼうされるといかねえから此処へ斯うまとめて置いて……貴方最う少し其方そっちへお寄んなさいな
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)