“ぬすみと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
盗取60.0%
窃取40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それではどうも折角の心入こゝろいれも無になります、御意には入りますまいが、元より尊君の様なる正道潔白なるお方に差上げまするには、盗取ぬすみとりました穢れた金銀をもって求めました酒肴さけさかなではございません
そのどさくさまぎれに右三千円の預り証書を窃取ぬすみとるというお話は、前日お聞きになりました所でござりますが、此の騒ぎを三畳の小座敷で聞いて居りましたのは
「実は昨晩の狼藉者は、貴方様の御舎弟おしゃてい源次郎様とお國さんと、うから密通しておでになって、昨夜殿様を殺し、金子衣類を窃取ぬすみとり、何処いずくともなく逃げました」