“地平線:ちへいせん” の例文
“地平線:ちへいせん”を含む作品の著者(上位)作品数
小川未明27
宮沢賢治2
泉鏡花1
南部修太郎1
“地平線:ちへいせん”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)3.2%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.0%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
よくれた、さむのことで、太陽たいようは、あか地平線ちへいせんしずみかかっていました。
黒い人と赤いそり (新字新仮名) / 小川未明(著)
きた地平線ちへいせんは、灰色はいいろねむっていました。まだ、そこにははるはきていなかった。
角笛吹く子 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そしてそのあかふねは、まったく姿すがた地平線ちへいせんのかなたにしてしまいました。
黒い塔 (新字新仮名) / 小川未明(著)
また、日暮ひぐがたになると、かなたの地平線ちへいせんほのおのようにえて、太陽たいよううみしずみました。
木と鳥になった姉妹 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そして、いつともなしにときがたつと、みんなかげ地平線ちへいせんのかなたにぼっしてゆく。
公園の花と毒蛾 (新字新仮名) / 小川未明(著)
昧爽まいさうきよく、しんみて、街衢がいく縱横じうわう地平線ちへいせんみな眼眸がんぼううちにあり。
鉄槌の音 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
緑色みどりいろそらは、まるやかにあたまうえかって、とお地平線ちへいせんのかなたへがっています。
お姫さまと乞食の女 (新字新仮名) / 小川未明(著)
みとめられたいばかりでなしに、地平線ちへいせん遠方えんぽうたかったからです。
曠野 (新字新仮名) / 小川未明(著)
都会とかいでこんなにはるかな地平線ちへいせんえるのは、めずらしいことです。
とびよ鳴け (新字新仮名) / 小川未明(著)
いまでも北海ほっかい地平線ちへいせんにはおりおりくろはたえます。
黒い旗物語 (新字新仮名) / 小川未明(著)
伯父おじさんは、だまって、とおくの地平線ちへいせんせていました。
僕はこれからだ (新字新仮名) / 小川未明(著)
「ええ、ああ、あの大きなだいだいの星は地平線ちへいせんから今上ります。おや、地平線じゃない。水平線かしら。そうです。ここは夜の海のなぎさですよ」
シグナルとシグナレス (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
きたとお地平線ちへいせんのあちらへ、あなたは、やがてかえっていくではありませんか。そう、わたしをいじめるものではありませんよ。
風と木 からすときつね (新字新仮名) / 小川未明(著)
こうして、かれらは、たびをつづけていますと、あるのこと、はるかの地平線ちへいせんに、あおやま姿すがたをみとめたのであります。
砂漠の町とサフラン酒 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そらいろ一面いちめん鉛色なまりいろおもく、くらく、にごっていて、地平線ちへいせんすみながしたようにものすごくえます。
黒い旗物語 (新字新仮名) / 小川未明(著)
さきのとがった森影もりかげが、まぶしいひかりかすんでいて、とおくの地平線ちへいせんには、しろくもあたまをもたげていました。
白い雲 (新字新仮名) / 小川未明(著)
年雄としおは、きたとお地平線ちへいせんをながめました。
丘の下 (新字新仮名) / 小川未明(著)
つよひかりに、くさはきらきらとかがやいて、ふゆなどはどこかとお地平線ちへいせんのかなたにしかないとかんがえられたのです。
冬のちょう (新字新仮名) / 小川未明(著)
そして、に、名残なごり地平線ちへいせんめていますのが、しだいしだいに、なみあらわれるように、うすれていったのでありました。
海のかなた (新字新仮名) / 小川未明(著)
うつくしいそらの野原の地平線ちへいせんのはてまで、その大きなとうもろこしの木がほとんどいちめんにえられて、さやさや風にゆらぎ、その立派りっぱなちぢれたのさきからは
銀河鉄道の夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
そのかぜもなく、なみおだやかなであったから、おきのかなたはかすんで、はるばると地平線ちへいせん茫然ぼんやりゆめのようになってえました。
赤い船 (新字新仮名) / 小川未明(著)
太陽たいようは、あかく、がたになるとうみのかなたにしずみました。そのとき、ほのおのようにえるくも地平線ちへいせん渦巻うずまいていました。
明るき世界へ (新字新仮名) / 小川未明(著)
そのときまっくらな地平線ちへいせんこうから青じろいのろしが、まるでひるまのようにうちあげられ、汽車の中はすっかり明るくなりました。そしてのろしは高くそらにかかって光りつづけました。
銀河鉄道の夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
かぜつよいて、なみ岩角いわかどしろく、ゆきとなってはねがり、地平線ちへいせんくろくうねうねとしてえるうみこいしくなりました。
馬を殺したからす (新字新仮名) / 小川未明(著)
「さうだ、もうつき時分じぶんだな‥‥」と、しばらくしてわたしとほひがしはう地平線ちへいせんしらんでたのにがついてつぶやいた。
一兵卒と銃 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
やがて、がまったくしずんで、そらいろがだんだんくらくなると、地平線ちへいせんなみあらわれて、くもいろえてゆくのをしんだのであります。
明るき世界へ (新字新仮名) / 小川未明(著)
源吉げんきちは、茫然ぼうぜん台風たいふうっていったあとの、はるかの地平線ちへいせんをながめていると、緑色みどりいろそらから、龍夫たつおが、にっこりとわらって、
台風の子 (新字新仮名) / 小川未明(著)
さおそらは、奥底おくそこれぬふかさをゆうしていたし、はるかの地平線ちへいせんには、砲煙ほうえんともまがうようなしろくもがのぞいていました。
戦友 (新字新仮名) / 小川未明(著)
あちらの地平線ちへいせんをほどちかい、にぎやかなまち燈火ともしびが、ぽうとやみめているのをて、兵士へいしなかには、戦場せんじょうおもすものもあったでしょう。
少女と老兵士 (新字新仮名) / 小川未明(著)
しものとけかけた、ちかちかとひかる、一筋ひとすじみちが、はるかかなたの、煙突えんとつや、木立こだちの、くろぼうきれをたてたごとくかすむ、地平線ちへいせんほうへとのびていました。
戦争はぼくをおとなにした (新字新仮名) / 小川未明(著)
そして、どのみちあるいていっても、そのほうには、くろもりがあり、青々あおあおとしたはたけがあり、とお地平線ちへいせんには、しろくもがただよってえるのでありました。
石をのせた車 (新字新仮名) / 小川未明(著)
しかしあたまげて、地平線ちへいせんのぞんだけれど、あちらにやまいただきと、くろもりと、ぽつりぽつり人家じんかるだけで、けっして、そのはてをることはできませんでした。
曠野 (新字新仮名) / 小川未明(著)
それが、いつしか、ひとかたまりとなって、たてがみをなびかせた金色きんいろのししの姿すがたとなったり、たかくかけあがる神馬しんめかたちをつくったりして、はるかの青々あおあおとした地平線ちへいせんざして、うごいていたのでした。
空にわく金色の雲 (新字新仮名) / 小川未明(著)
すると、たかくろのシルクハットをかぶって、くろ燕尾服えんびふくて、黒塗くろぬりの馬車ばしゃった皇子おうじまぼろしかんで、あちらの地平線ちへいせん横切よこぎるのが、ありありとえるのでありました。
赤い姫と黒い皇子 (新字新仮名) / 小川未明(著)
このときたちまち、そのとおい、寂寥せきりょう地平線ちへいせんにあたって、五つのあかいそりが、おなじほどにたがいにへだてをおいて行儀ぎょうぎただしく、しかもすみやかに、文字もんじにかなたをはしっていく姿すがたました。
黒い人と赤いそり (新字新仮名) / 小川未明(著)
そこここに、いつものように、あかはながさき、あおそらは、はてなくひろがって、地平線ちへいせんにつづき、なつおもわせる金色きんいろくもが、西にしほうからわきて、おとなく、あたまうえを、うごいていくのでした。
空にわく金色の雲 (新字新仮名) / 小川未明(著)
ちょうどきりのかかったみなとあつまったふねともしびのように、もしくは、地平線ちへいせんちかそらにまかれたぬかぼしのように、あおいろのもあれば、あかいろのもあり、なかには真新まあたらしい緑色みどりいろのもありました。
縛られたあひる (新字新仮名) / 小川未明(著)