“砲煙”の読み方と例文
読み方割合
ほうえん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見(み)わたすかぎり、草(くさ)と灌木(かんぼく)の生(は)え茂(しげ)った平原(へいげん)であります。真(ま)っ青(さお)な空(そら)は、奥底(おくそこ)の知(し)れぬ深(ふか)さを有(ゆう)していたし、遙(はる)かの地平線(ちへいせん)には、砲煙(ほうえん)とも見(み)まがうような白(しろ)い雲(くも)がのぞいていました。
戦友 (新字新仮名) / 小川未明(著)
少女を描(えが)き、空想を生命とした作者が、あるいは砲煙(ほうえん)のみなぎる野に、あるいは死屍(しし)の横たわれる塹壕(ざんごう)に、あるいは機関砲のすさまじく鳴る丘の上に、そのさまざまの感情と情景を叙(じょ)した筆は
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)