“平原”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
へいげん93.8%
ひらはら6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
王成おうせい平原へいげん世家きゅうかの生れであったが、いたってなまけ者であったから、日に日に零落れいらくして家は僅か数間のあばら屋をあますのみとなり
王成 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
風が強く吹く折には倒れそうな見上げる様な石塔でございまして、此処は一里四方平原へいげんで人家もなければ樹木もない処でございます。
平原ひらはら小原こはら、山浦、大久保、西原、滋野しげの、その他小諸附近に散在する村落から、一里も二里もあるところを歩いて通って来る。こういう学生は多く農家の青年だ。
千曲川のスケッチ (新字新仮名) / 島崎藤村(著)