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世家
ふりがな文庫
“世家”の読み方と例文
読み方
割合
きゅうか
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きゅうか
(逆引き)
王成
(
おうせい
)
は
平原
(
へいげん
)
の
世家
(
きゅうか
)
の生れであったが、いたって
懶
(
なま
)
け者であったから、日に日に
零落
(
れいらく
)
して家は僅か数間のあばら屋をあますのみとなり
王成
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
晋陽の
世家
(
きゅうか
)
として知られているこの
佻脱
(
こざいし
)
の青年は、その
比
(
ころ
)
妻君を
歿
(
な
)
くして独身の自由なうえに、金にもことを欠かないところから、毎日のように郊外にある別荘へ往来して
竇氏
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
老婆はその金で王成にいいつけて三百
畝
(
ほ
)
の良田を買わせ、
屋
(
いえ
)
を建て道具を作らしたので、居然たる
世家
(
きゅうか
)
となった。老婆は朝早く起きて王成に農業の監督をさし、細君に
機織
(
はたおり
)
の監督をさした。
王成
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
世家(きゅうか)の例文をもっと
(2作品)
見る
“世家”の意味
《名詞》
古代中国で特典を与えられ、それを世襲する家柄。また、そのような家柄の記録。
(出典:Wiktionary)
世
常用漢字
小3
部首:⼀
5画
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
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