“きゅうか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
旧家42.9%
休暇28.6%
仇家10.7%
世家7.1%
丘下3.6%
九華3.6%
臼窠3.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大伯父が純宗教家でそう華々しい生活もして居なかったけれ共旧家きゅうかだもんで今東京で相当に暮して居る。
千世子(二) (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
若し幸運ばかり続いて昔の旧家きゅうかがそのまま越後でしっかりして居たら、今頃私なんかに「お婆さんお婆さん」と呼ばれたり、僅かばかりの恵に
農村 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
ともはわざわざ休暇きゅうかって、かく自分じぶんとも出発しゅっぱつしたのではいか。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
薮入やぶいりかい? ばかだなあ。奉公人じゃあるまいし。日曜や休暇きゅうかには大手をふって帰ってくる。寄宿舎へはいっているのも同じことさ」
苦心の学友 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
仇家きゅうかに討入る以上、たといその場で討死しないまでも、公儀の大法に触れて、頭領始め一同の死はまぬかれぬということも知らないではなかった。
四十八人目 (新字新仮名) / 森田草平(著)
そして、自分も十月の末には江戸へ下るから、面々においてもそれまでに、二人三人ずつ仇家きゅうかへ気づかれぬよう内々で下向げこうせよと言いわたした。
四十八人目 (新字新仮名) / 森田草平(著)
老婆はその金で王成にいいつけて三百の良田を買わせ、いえを建て道具を作らしたので、居然たる世家きゅうかとなった。
王成 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
晋陽の世家きゅうかとして知られているこの佻脱こざいしの青年は、そのころ妻君を歿くして独身の自由なうえに、金にもことを欠かないところから、毎日のように郊外にある別荘へ往来して、放縦な生活を楽しんでいた。
竇氏 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
武歩たちまち丘下きゅうかに起りて、一中隊の兵員あり。
琵琶伝 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
丸岡九華きゅうか氏が加わって創立され
田沢稲船 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
しこうしてその攘夷なるものは、無謀の攘夷に非ず、いわゆる敵愾てきがい的精神を発揮して、遠馭長駕を事とし、あふれて疎枝大葉の侵略論となるも、決して自屈籠城の鎖国的臼窠きゅうかに陥らざりしなり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)