“旧家”のいろいろな読み方と例文
旧字:舊家
読み方割合
きゅうか70.6%
きうか23.5%
うち5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それで本家とか旧家きゅうかとかいうような、もっとも念入りの葺きかたをしていた家から、最初にこれをやめて瓦屋かわらやになろうとしている。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
いへところ旧家きうかで、先祖からち伝へた山林を年々り出すのが、おもな用事になつてゐるよしであつた。今度こんどの手紙には、かれの日常生活の模様が委しくいてあつた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
「あ、赤坂の旧家うちじゃない。」
遠藤(岩野)清子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)