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仇家
ふりがな文庫
“仇家”の読み方と例文
読み方
割合
きゅうか
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きゅうか
(逆引き)
林町に家を借りて、堀部安兵衛どのそのほかの方々と同宿しているのも、じつを言えば
仇家
(
きゅうか
)
の動静を
窺
(
うかが
)
うためにほかならない。
四十八人目
(新字新仮名)
/
森田草平
(著)
彼は、
素直
(
すなお
)
に伝右衛門の意をむかえて、当時内蔵助が
仇家
(
きゅうか
)
の
細作
(
さいさく
)
を欺くために、
法衣
(
ころも
)
をまとって
升屋
(
ますや
)
の
夕霧
(
ゆうぎり
)
のもとへ通いつめた話を、事明細に話して聞かせた。
或日の大石内蔵助
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
太祖が孝孺を愛重せしは、前後召見の
間
(
あいだ
)
に
於
(
おい
)
て、たま/\
仇家
(
きゅうか
)
の
為
(
ため
)
に
累
(
るい
)
せられて孝孺の
闕下
(
けっか
)
に
械送
(
かいそう
)
せられし時、太祖
其
(
その
)
名
(
な
)
を記し居たまいて
特
(
こと
)
に
釈
(
ゆる
)
されしことあるに徴しても明らかなり。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
仇家(きゅうか)の例文をもっと
(3作品)
見る
仇
漢検準1級
部首:⼈
4画
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
“仇”で始まる語句
仇
仇敵
仇討
仇名
仇気
仇打
仇花
仇讐
仇英
仇人
“仇家”のふりがなが多い著者
森田草平
幸田露伴
芥川竜之介