“仇讐”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かたき57.1%
あだ14.3%
あだがたき14.3%
きゅうしゅう14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……正木、若林の両博士は、表面上無二の親友のように見せかけているが、内実は互いに深刻な敵意を抱き合っている仇讐(かたき)同志である。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
思想と恋愛とは仇讐(あだ)なるか。安(いずく)んぞ知らむ恋愛は思想を高潔ならしむる慈母なるを。
桜の実の熟する時 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
……しかし、そのT子の昔の情人は、二人とも二十年来の……否、宿命的の仇讐(あだがたき)同志であった。人情世界の怨敵(おんてき)、学界の怨敵同志であった。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
昨日は仇讐(きゅうしゅう)相視るの間も茶道の徳に依(よ)りて今日は兄弟相親むの交りを致せしもの少しとせずとやら聞及申候。
不審庵 (新字新仮名) / 太宰治(著)