“仇讐”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
かたき66.7%
あだがたき16.7%
きゅうしゅう16.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……正木、若林の両博士は、表面上無二の親友のように見せかけているが、内実は互いに深刻な敵意を抱き合っている仇讐かたき同志である。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
毎日毎夜れ程男の玩弄おもちやになつて居りながら、此世で仇讐かたきの一つもつて置かなかつたなら、未来で閻魔様えんまさまに叱かられますよ
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
……しかし、そのT子の昔の情人は、二人とも二十年来の……否、宿命的の仇讐あだがたき同志であった。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
往昔、兵馬倥※こうそう武門勇を競い、風流まったく廃せられし時と雖も、ひとり茶道のみは残りて存し、よく英雄の心をやわらげ、昨日は仇讐きゅうしゅう相視るの間も茶道の徳にりて今日は兄弟相親むの交りを致せしもの少しとせずとやら聞及申候。
不審庵 (新字新仮名) / 太宰治(著)