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仇花
ふりがな文庫
“仇花”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あだばな
87.5%
あだはな
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あだばな
(逆引き)
怠って、
荊園
(
けいえん
)
の
仇花
(
あだばな
)
に、心を奪われたりなどして、思えば面目ない。しかもその天罰を父に代って子がうけるとは。——ああ、ゆるせよ曹昂
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
実花
(
みばな
)
を飾って
仇花
(
あだばな
)
を隠すか」鎌二郎はそう云いながら、するどい眼つきでその席を見まわし、鼻でふんとわらった、「——この法要はごまかしだ、こんな法要はやめてしまえ」
滝口
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
仇花(あだばな)の例文をもっと
(7作品)
見る
あだはな
(逆引き)
百姓だけに
仇花
(
あだはな
)
は
拗
(
ちぎ
)
つて捨てるものと思ひ込んだ親爺は、とうと成斎を
家
(
うち
)
から
投
(
ほ
)
り出す事に決めた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
仇花(あだはな)の例文をもっと
(1作品)
見る
仇
漢検準1級
部首:⼈
4画
花
常用漢字
小1
部首:⾋
7画
“仇”で始まる語句
仇
仇敵
仇討
仇名
仇気
仇打
仇讐
仇英
仇人
仇家
“仇花”のふりがなが多い著者
火野葦平
山川方夫
佐々木味津三
薄田泣菫
泉鏡花
吉川英治
山本周五郎