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あだばな
ふりがな文庫
“あだばな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
仇花
63.6%
空花
18.2%
仇色
9.1%
徒花
9.1%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仇花
(逆引き)
「
実花
(
みばな
)
を飾って
仇花
(
あだばな
)
を隠すか」鎌二郎はそう云いながら、するどい眼つきでその席を見まわし、鼻でふんとわらった、「——この法要はごまかしだ、こんな法要はやめてしまえ」
滝口
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
あだばな(仇花)の例文をもっと
(7作品)
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空花
(逆引き)
みな今年のは
空花
(
あだばな
)
であつたらしい。
樹木とその葉:11 夏の寂寥
(旧字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
あだばな(空花)の例文をもっと
(2作品)
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仇色
(逆引き)
珠数屋の一座が女と酒と嬌声に
仇色
(
あだばな
)
を咲かしている奥広間の隣室へ構わず這入って行って、悠々と陣取りました。
旗本退屈男:04 第四話 京へ上った退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
あだばな(仇色)の例文をもっと
(1作品)
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徒花
(逆引き)
その廊下の外に、一本の
石榴
(
ざくろ
)
の木が生えていた。このような公共建築の空地に生えた木らしくいつも
徒花
(
あだばな
)
ばかり散らしていた。珍しく、今年は、低い枝にたった一つ実を結んだ。
一本の花
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
あだばな(徒花)の例文をもっと
(1作品)
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