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徒花
ふりがな文庫
“徒花”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あだばな
50.0%
むだばな
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あだばな
(逆引き)
その廊下の外に、一本の
石榴
(
ざくろ
)
の木が生えていた。このような公共建築の空地に生えた木らしくいつも
徒花
(
あだばな
)
ばかり散らしていた。珍しく、今年は、低い枝にたった一つ実を結んだ。
一本の花
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
徒花(あだばな)の例文をもっと
(1作品)
見る
むだばな
(逆引き)
「安南帝国皇帝竜王の殺人」という世界的スクープを夢み、艱難辛苦をして此処にネバっていたが、それもはや
徒花
(
むだばな
)
、鶴子を殺した犯人はどうやら皇帝以外の何者かであるらしい。
魔都
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
徒花(むだばな)の例文をもっと
(1作品)
見る
徒
常用漢字
小4
部首:⼻
10画
花
常用漢字
小1
部首:⾋
7画
“徒”で始まる語句
徒
徒歩
徒然
徒士
徒渉
徒爾
徒然草
徒事
徒輩
徒労
“徒花”のふりがなが多い著者
久生十蘭
宮本百合子