“徒然”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つれづれ74.1%
とぜん10.2%
つれ/″\9.3%
つくねん2.8%
すさび0.9%
つまら0.9%
なおざり0.9%
ぽつねん0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
主人が収容所にいました時、仲の好い名門の伜数名が集って、研究会のようなものをつくり、徒然を慰め合っていた事がありました。
恐怖の幻兵団員 (新字新仮名) / 大倉燁子(著)
平生の元気も失せて呻吟してありける処へ親友の小山中川の二人尋ね来りければ徒然の折とてび枕にをかけて
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
新納武蔵に可愛がられてゐた若い小間使があつた。ある日雨の徒然に自分の居間で何だかめてゐると、丁度そこへ武蔵が入つて来た。
お勢母子の者の出向いた、文三は沈着て、徒然と机の蹲踞ッたまま腕をに埋めて懊悩たる物思いに沈んだ。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
待つ間の徒然に手だけが動いて、知らず識らず同じ個処を何度も掻いたような三角の図形
旅行つた諸君はおしでもあらうが、もなき異境で、滊車滊船出發すほど徒然ぬものはない、つてつ、
私たちを苦しみや涙が誘うとき、それを徒然にせず、その原因を深く辿って行くとき必ずこの心の発露に出会います。そしてその心の指図によって新しく正しき人生の方向を執ります。
仏教人生読本 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
長火鉢の徒然としていると、半生の悔しかった事、悲しかった事、乃至嬉しかった事が、玩具のカレードスコープを見るように、紛々と目まぐるしく心の上面を過ぎて行く。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)