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つれ/″\
ふりがな文庫
“つれ/″\”の漢字の書き方と例文
語句
割合
徒然
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
徒然
(逆引き)
若い嫁さんが、離れにゐる土井の
徒然
(
つれ/″\
)
を慰めに
上
(
あが
)
つて来て、お茶をいれながら死んだ人のことを話した。それほど兄は皆から慕はれてゐた。彼の潔白と正直が、社会的には彼に幸ひしなかつた。
閾
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
櫻木海軍大佐
(
さくらぎかいぐんたいさ
)
は
元來
(
ぐわんらい
)
愛國
(
あいこく
)
慷慨
(
かうがい
)
の
人
(
ひと
)
、
甞
(
かつ
)
て
北海
(
ほくかい
)
の
滊船
(
きせん
)
で
面會
(
めんくわい
)
した
時
(
とき
)
も、
談話
(
だんわ
)
爰
(
こゝ
)
に
及
(
およ
)
んだ
時
(
とき
)
、
彼
(
かれ
)
はふと
衣袋
(
ポツケツト
)
の
底
(
そこ
)
を
探
(
さぐ
)
つて、
昨夜
(
さくや
)
旅亭
(
りよてい
)
の
徒然
(
つれ/″\
)
に
作
(
つく
)
つたのだと
言
(
い
)
つて、一
篇
(
ぺん
)
の
不思議
(
ふしぎ
)
な
新體詩
(
しんたいし
)
を
示
(
しめ
)
された。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
椽側
(
えんがは
)
に
居
(
ゐ
)
た
白痴
(
あはう
)
は
誰
(
たれ
)
も
取合
(
とりあ
)
はぬ
徒然
(
つれ/″\
)
に
堪
(
た
)
へられなくなつたものか、ぐた/\と
膝行出
(
いざりだ
)
して、
婦人
(
をんな
)
の
傍
(
そば
)
へ
其
(
そ
)
の
便々
(
べん/\
)
たる
腹
(
はら
)
を
持
(
も
)
つて
来
(
き
)
たが、
崩
(
くづ
)
れたやうに
胡座
(
あぐら
)
して、
頻
(
しきり
)
に
恁
(
か
)
う
我
(
わし
)
が
膳
(
ぜん
)
を
視
(
なが
)
めて、
指
(
ゆびさし
)
をした。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
つれ/″\(徒然)の例文をもっと
(12作品)
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