トップ
>
便々
ふりがな文庫
“便々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
べんべん
90.0%
べん/\
10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
べんべん
(逆引き)
福田氏が警察の助力を
仰
(
あお
)
いだことも知らぬ筈はなく、
便々
(
べんべん
)
と十一月廿日を待って、相手の警戒網を完成させる
愚
(
ぐ
)
はしないであろう。
魔術師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
力持の女の
便々
(
べんべん
)
たる腹の上で大の男が
立臼
(
たちうす
)
を据えて餅を搗く、そんなような絵が幾枚も幾枚も並べられてある真中のところに
大菩薩峠:09 女子と小人の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
便々(べんべん)の例文をもっと
(9作品)
見る
べん/\
(逆引き)
椽側
(
えんがは
)
に
居
(
ゐ
)
た
白痴
(
あはう
)
は
誰
(
たれ
)
も
取合
(
とりあ
)
はぬ
徒然
(
つれ/″\
)
に
堪
(
た
)
へられなくなつたものか、ぐた/\と
膝行出
(
いざりだ
)
して、
婦人
(
をんな
)
の
傍
(
そば
)
へ
其
(
そ
)
の
便々
(
べん/\
)
たる
腹
(
はら
)
を
持
(
も
)
つて
来
(
き
)
たが、
崩
(
くづ
)
れたやうに
胡座
(
あぐら
)
して、
頻
(
しきり
)
に
恁
(
か
)
う
我
(
わし
)
が
膳
(
ぜん
)
を
視
(
なが
)
めて、
指
(
ゆびさし
)
をした。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
便々(べん/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
便
常用漢字
小4
部首:⼈
9画
々
3画
“便々”で始まる語句
便々腹
便々館湖鯉鮒
“便々”のふりがなが多い著者
中里介山
泉鏡太郎
江戸川乱歩
長谷川時雨
泉鏡花
久生十蘭
夢野久作
芥川竜之介