“慷慨”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうがい89.6%
かうがい9.1%
コウガイ1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
世の中の事は概して江戸の敵を長崎で討つものなり。在野党の代議士今日議院に慷慨こうがい激烈の演説をなして、盛んに政府を攻撃したもう。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
吾々われ/\が十六七のとき文天祥ぶんてんしやう正気せいきの歌などにかぶれて、ひそかに慷慨かうがい家列伝に編入してもらひたい希望で作つたものと同程度の出来栄できばえである。
艇長の遺書と中佐の詩 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
慷慨コウガイス北京ノ盧俊儀ロシュンギ
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)