“紛々”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ふんぷん82.5%
ふん/\6.3%
ごたごた4.8%
ごた/″\1.6%
ごちゃごちゃ1.6%
ふんふん1.6%
ぷん/\1.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“紛々”を含む作品のジャンル比率
哲学 > 心理学 > 超心理学・心霊研究9.1%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.2%
歴史 > 伝記 > 個人伝記0.8%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「一族の諸将は、このさい、まげても、大御所(尊氏)の御出馬を仰がずにはと、軍議紛々ふんぷんではございましたなれど」
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
お組と掴み合ひの喧嘩をした後の紛々ふんぷんたる忿怒ふんぬは、全く雷鳴以上の怖ろしいものがあつたに違ひありません。
ぱらつたか、寢込ねこんだか、馬方うまかため、馬鹿ばかにしやがると、異説いせつ紛々ふん/\たるところ
十六夜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
みの紛々ふん/\として桃花たうくわてんじ、微笑びせうして一揖いちいふす。
花間文字 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
で、それが一旦昇降口へ吸込まれて、此処で又紛々ごたごたと入乱れ重なり合って、腋の下から才槌頭さいづちあたま偶然ひょっと出たり、外歯そっぱへ肱が打着ぶつかったり
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
「放っておくがいい。俺はお上の御用を勤めていりゃいいんだ。お町が可哀想だと思って乗り出したが、——入費は嵩んでも苦しゅうない——てな事を言う武家の紛々ごたごたなんかに首を突っ込むのは嫌だ」
「放つて置くが宜い。俺はお上の御用を勤めて居りや宜いんだ。お町が可哀想だと思つて乘り出したが、——入費はかさんでも苦しうない——てな事を言ふ武家の紛々ごた/″\なんかに首を突つ込むのは嫌だ」
の葉の騒ぐのとは思いながら、澄んだ耳には、聴き覚えのある皺嗄しゃがれた声や、快活な高声たかごえや、低い繊弱かぼそい声が紛々ごちゃごちゃと絡み合って、何やらしきりにあわただしく話しているように思われる。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
あたかも糸の乱るゝやう、翼裂けて天女てんにょころも紛々ふんふんとして大空よりるばかり、其の胸のる時や
二世の契 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
八五郎はまだ紛々ぷん/\として居ります。