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仇気
ふりがな文庫
“仇気”の読み方と例文
旧字:
仇氣
読み方
割合
あどけ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あどけ
(逆引き)
そして、
仇気
(
あどけ
)
なく眠っている女をのぞき込み、その顔だちをうかがいながら、好意のない眼でながめていると、彼女は彼の視線を感じた。
ジャン・クリストフ:05 第三巻 青年
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
「ええ。」と
仇気
(
あどけ
)
なく
秘
(
かく
)
さず、打明けて
縋
(
すが
)
り着くような返事をする。梓はこの声を聞くと
一入
(
ひとしお
)
思入って、あわれにいとおしくなるのが例で。
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
無精で
呑気
(
のんき
)
で
仇気
(
あどけ
)
ない愛嬌があって、
嫋
(
たお
)
やかな背中つきで、恋心に恍惚しながら、クリストフと自分との部屋の境の扉を一旦締めたらもう再び開ける勇気のなかったザビーネ。
アンネット
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
仇気(あどけ)の例文をもっと
(16作品)
見る
仇
漢検準1級
部首:⼈
4画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“仇”で始まる語句
仇
仇敵
仇討
仇名
仇打
仇花
仇讐
仇英
仇人
仇家
“仇気”のふりがなが多い著者
ロマン・ロラン
泉鏡花
徳田秋声
宮本百合子