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あどけ
ふりがな文庫
“あどけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
仇気
40.0%
邪気
35.0%
邪氣
10.0%
愛度気
7.5%
仇氣
2.5%
婀娜気
2.5%
穉氣
2.5%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仇気
(逆引き)
「ええ。」と
仇気
(
あどけ
)
なく
秘
(
かく
)
さず、打明けて
縋
(
すが
)
り着くような返事をする。梓はこの声を聞くと
一入
(
ひとしお
)
思入って、あわれにいとおしくなるのが例で。
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
あどけ(仇気)の例文をもっと
(16作品)
見る
邪気
(逆引き)
玉子は繁子に無いものを補うような、
何処
(
どこ
)
か
邪気
(
あどけ
)
ないところを
有
(
も
)
つ人だった。彼はこの若い
年長
(
としうえ
)
の婦人から自分の才能を
褒
(
ほ
)
められたことを思出した。
桜の実の熟する時
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
あどけ(邪気)の例文をもっと
(14作品)
見る
邪氣
(逆引き)
外出先から歸つて來た親を出迎へる
邪氣
(
あどけ
)
ない子供のやうに千登世は幾らか
嬌垂
(
あまえ
)
ながら圭一郎の手を引つ張るやうにして、そして二人は電車通りから程遠くない隱れ
家
(
が
)
の二階に歸つた。
業苦
(旧字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
あどけ(邪氣)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
愛度気
(逆引き)
と
瀬蹈
(
せぶみ
)
をしてみれば、
愛度気
(
あどけ
)
なく返答をしない。危きに慣れて縮めた
胆
(
きも
)
を少し太くして、また
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
あどけ(愛度気)の例文をもっと
(3作品)
見る
仇氣
(逆引き)
と
仇氣
(
あどけ
)
ないまで、
婦
(
をんな
)
もともに
嬉々
(
いそ/\
)
して
艶書
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
あどけ(仇氣)の例文をもっと
(1作品)
見る
婀娜気
(逆引き)
お夏でもお
俊
(
しゅん
)
でも小春でも梅川でもいい
訳
(
わけ
)
であるが、お染という名が一番可愛らしく
婀娜気
(
あどけ
)
なく聞える。
二階から
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
あどけ(婀娜気)の例文をもっと
(1作品)
見る
穉氣
(逆引き)
稀世
(
きせい
)
の
海底戰鬪艇
(
かいていせんとうてい
)
の
事
(
こと
)
、
孤島
(
こたう
)
生活中
(
せいくわつちう
)
の
有樣
(
ありさま
)
、それから
四年
(
よねん
)
以前
(
いぜん
)
には、
穉氣
(
あどけ
)
なく
母君
(
はゝぎみ
)
と
別
(
わか
)
れたりし
日出雄少年
(
ひでをせうねん
)
の
今
(
いま
)
は
大
(
おほ
)
きくなりて、
三年
(
さんねん
)
の
間
(
あひだ
)
、
智勇
(
ちゆう
)
絶倫
(
ぜつりん
)
の
櫻木海軍大佐
(
さくらぎかいぐんたいさ
)
の
愛育
(
あいいく
)
の
下
(
した
)
に、
何
(
なに
)
から
何
(
なに
)
まで
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
あどけ(穉氣)の例文をもっと
(1作品)
見る
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