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愛度気
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あどけ
ふりがな文庫
“
愛度気
(
あどけ
)” の例文
それからはパツタリ来なくなつて了つたが、何か詫状のやうな手紙をよこしたさうな。若様だけに
可憐
(
しほ
)
らしい
愛度気
(
あどけ
)
ない処があるよ。
犬物語
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
(著)
と
瀬蹈
(
せぶみ
)
をしてみれば、
愛度気
(
あどけ
)
なく返答をしない。危きに慣れて縮めた
胆
(
きも
)
を少し太くして、また
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
「ね、ほら、一尺は違うでしょう?」と
愛度気
(
あどけ
)
ない白い
面
(
かお
)
が何気なく下から
瞻上
(
みあ
)
げる。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
何か心に持ッているそれを悟られまいため、やはり今までどおり、おさなく、
愛度気
(
あどけ
)
なく
待遇
(
あしらお
)
うと、影では思うが、いざ昇と顔を合せると、どうももうそうはいかないと云いそうな調子で。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
愛
常用漢字
小4
部首:⼼
13画
度
常用漢字
小3
部首:⼴
9画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“愛度”で始まる語句
愛度
愛度無