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稀世
ふりがな文庫
“稀世”の読み方と例文
読み方
割合
きせい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きせい
(逆引き)
いかに
頑愚
(
ぐわんぐ
)
の手にありしとはいひながら、
稀世
(
きせい
)
の宝玉
鄙人
(
ひじん
)
の
一槌
(
いつつゐ
)
をうけて
亡
(
ほろ
)
びたるは、玉も人も
倶
(
とも
)
に不幸といふべしと
語
(
かた
)
られき。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
其後
(
そのご
)
の
一週間
(
いつしゆうかん
)
も
空
(
むな
)
しく
※去
(
すぎさ
)
つたならば、
櫻木大佐
(
さくらぎたいさ
)
も
終
(
つひ
)
には
覺悟
(
かくご
)
を
定
(
さだ
)
めて、
稀世
(
きせい
)
の
海底戰鬪艇
(
かいていせんとうてい
)
と
共
(
とも
)
に、
海
(
うみ
)
の
藻屑
(
もくづ
)
と
消
(
き
)
えてしまう
事
(
こと
)
であらう。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
梅痴は安政五年九月九日に没した。そして明治二十四年枕山の没した後
稀世
(
きせい
)
の古硯はその子新吉の
売却
(
ばいきゃく
)
するところとなった。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
稀世(きせい)の例文をもっと
(17作品)
見る
“稀世”の意味
《名詞》
稀世(きせい 「希世」に「同音の漢字による書きかえ」がなされる)
世にも稀なこと。稀代。
(出典:Wiktionary)
稀
漢検準1級
部首:⽲
12画
世
常用漢字
小3
部首:⼀
5画
“稀”で始まる語句
稀
稀有
稀代
稀薄
稀〻
稀々
稀覯
稀覯書
稀品
稀人
検索の候補
平稀世
“稀世”のふりがなが多い著者
鈴木牧之
山東京山
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三上於菟吉
作者不詳
吉川英治
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中谷宇吉郎
国枝史郎
永井荷風