トップ
>
稀〻
ふりがな文庫
“稀〻”の読み方と例文
読み方
割合
たまたま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たまたま
(逆引き)
ひとり五男の但馬守
宗矩
(
むねのり
)
に、伝血の望みは
嘱
(
しょく
)
されていたが、それも江戸常住となって、
稀〻
(
たまたま
)
の便りが、せめての楽しみであった。
剣の四君子:02 柳生石舟斎
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
大名たちにも
頭
(
ず
)
構えの高い癖がついているので、
稀〻
(
たまたま
)
、宿下がりかお使いで城外へ出ると、やたらに人間どもが
賤
(
いや
)
しく見えてならなかった。
柳生月影抄
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
稀〻
(
たまたま
)
、彼が念頭にない老画師の姿を、おおまだ居たのかと、見かける時は、老画師はいつも画冊と絵筆を手にして、山を写し、
渓流
(
けいりゅう
)
に
見恍
(
みと
)
れ
人間山水図巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
稀〻(たまたま)の例文をもっと
(14作品)
見る
稀
漢検準1級
部首:⽲
12画
〻
“稀”で始まる語句
稀
稀有
稀代
稀薄
稀世
稀々
稀覯
稀覯書
稀品
稀人