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仇讐
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かたき
ふりがな文庫
“
仇讐
(
かたき
)” の例文
……正木、若林の両博士は、表面上無二の親友のように見せかけているが、内実は互いに深刻な敵意を抱き合っている
仇讐
(
かたき
)
同志である。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
此世で
仇讐
(
かたき
)
の一つも
撃
(
う
)
つて置かなかつたなら、未来で
閻魔様
(
えんまさま
)
に叱かられますよ、
黄金
(
かね
)
で
叩
(
はら
)
れた
怨恨
(
うらみ
)
だから黄金で
叩
(
は
)
り
復
(
か
)
へして
遣
(
や
)
るのさネ、俳優の様な意気地なしでも、男の片ツ端かと
思
(
お
)
もや
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
「貴様に焼き殺され損のうた又野たい。死んだ三人の
仇讐
(
かたき
)
をば取りに来たとたい」
オンチ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
「そげなものはどうでも
良
(
え
)
え。西村さんの
仇讐
(
かたき
)
をば取ってやらにゃ」
オンチ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
「父サンの
仇讐
(
かたき
)
……丹波小僧……思い知ったか……丹波小僧……」
骸骨の黒穂
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
“仇讐”の意味
《名詞》
仇。仇。仇敵。
(出典:Wiktionary)
仇
漢検準1級
部首:⼈
4画
讐
漢検1級
部首:⾔
23画
“仇”で始まる語句
仇
仇敵
仇討
仇名
仇気
仇打
仇花
仇英
仇人
仇家