“かたき”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:カタキ
語句割合
52.9%
21.3%
10.0%
仇敵9.1%
讐敵2.2%
1.0%
讐仇0.6%
仇讐0.6%
復讐0.5%
0.3%
堅硬0.3%
復讎0.2%
仇人0.2%
堅気0.2%
敵手0.2%
敵讐0.2%
片木0.2%
0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黒助兄哥、怨みのある石見様は隠居した上、御親類中から爪弾きされて、行方不明になってしまった。は討ったも同じことだろう。
『それは様々でございます。には随分ひねくれた、むつかしい性質のものがあり、どうかすると人間します……。』
「黙って聞け佐の市、鍼は禁断の死針ではないが、盲の其方が、妹と心を合せて、親のを討ったのは殊勝な心掛け、褒めつかわすぞ」
禁断の死針 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
原来彼の黄金丸は、われのみならずくも、大王までを仇敵ふて、足痍なば、この山に討入て、大王をさんと計る由。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
男同志の合戦は、お侍さんたちに任せておけばよい。が、年来の讐敵ともいうべき、鬼火の姥めがまた出しゃばって、そんな態度を
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
梅子は何とかして、話を其所へ持って行こうとした。代助には、それが明らかに見えた。だから、空とぼけてを取った。
それから (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
何か仔細がある事と思うたけに咄嗟に身を引きながら、如何にも身共は黒田藩の浅川一柳斎に相違ないが、何か拙者を讐仇と呼ばれる仔細が御座るか。
斬られたさに (新字新仮名) / 夢野久作(著)
此世で仇讐の一つもつて置かなかつたなら、未来で閻魔様に叱かられますよ、黄金れた怨恨だから黄金でへしてるのさネ、俳優の様な意気地なしでも、男の片ツ端かともや
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
「しかしあの男はどこまでも誠実で軽薄なところがないから好い。迷亭などとは大違いだ」と主人はアンドレア・デル・サルトと孔雀の舌とトチメンボーの復讐を一度にとる。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
かゝる時は修羅を二ツも三ツもかくるなり。材木は雪のふらざる秋りてそのまゝ山中におき、を用ふる時にいたりてひきいだす。かゝる大材をもをもつて雪のをしるべし。
その色ずしてが如く、堅硬ことは石なり。潜確類書本草三才図会等にいへる石蟹泥沙に化して石になりたるなるべし。盆養する石菖におくに水中にが如し。
僕は君からこれ程深刻な復讎を取られる程、君に向って悪い事をした覚がないじゃないか
それから (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
僕はこの通り自然に復讎を取られて、君の前に手を突いてまっている
それから (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
席を設けておくとやがて目付、富田与左衛門、岡庄右衛門、石川甚太夫、徒目付、市川新介、山田市郎右衛門、侍頭高木源右衛門、足立兵左衛門が、討手、仇人を中に、馬上と徒歩で入ってくる。
相馬の仇討 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
一分や二分じゃア借りたっての身の行立つ訳は有りませんねえ、借金だらけだから些と眼鼻を付けて私も何うか堅気に成りてえと思ってお願い申すのだが
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
左手をもつて敵手に揖す
決闘 (旧字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)
「ウン……「この敵讐はキット妾の手で……」と……それだけ云うと又一つ叮嚀に頭を下げてからに立っている松井ヨネ子をかえりみた。
二重心臓 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
新井宿より小出雲坂ずの坂とも呼ぶのが何となく嬉しかった。名に三本木の駅路と聴いては連理のの今は片木なるを怨みもした。
怪異黒姫おろし (新字新仮名) / 江見水蔭(著)
然らば其時汝は宇宙存在するての誠実なる人と一致せしなり、一致のは外が来て汝と一致せざるに非ずして汝の誠実ならざるにあり。
時事雑評二三 (新字旧仮名) / 内村鑑三(著)