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讐仇
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かたき
ふりがな文庫
“
讐仇
(
かたき
)” の例文
千辛万苦致しました末、ようようの思いで当地に立越えてみますれば……狙う
讐仇
(
かたき
)
の一柳斎は……貴方様の御師匠さま……
斬られたさに
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
何か仔細がある事と思うたけに
咄嗟
(
とっさ
)
の
間
(
ま
)
に身を引きながら、如何にも身共は黒田藩の浅川一柳斎に相違ないが、何か拙者を
讐仇
(
かたき
)
と呼ばれる仔細が御座るか。
斬られたさに
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
「……オ……俺は、お前を一人前に育て上げてから、両親の
讐仇
(
かたき
)
を討たせようと思って、そればっかりを楽しみの一本槍にして、今日まで生きて来たんだ」
二重心臓
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
「……ヒ……卑怯者ッ。その
讐仇
(
かたき
)
を討つのに……邪魔に……邪魔になるのは貴方一人……」
斬られたさに
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
朝鮮人に化けていたら一所に居ても大丈夫でしょう。
親父
(
おやじ
)
と同様に使って下さい。ドンナ事でも致しますから親父の
讐仇
(
かたき
)
を討たして下さい……という涙ながらの物語りだ。どうだい。
爆弾太平記
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
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ハハア……成る程……それはそうかも知れませんな。……しかしそれにしても妙ですナ。品夫さんのお父さんは二十年も前にお亡くなりになったので、顔もよく御存じ無い筈なのに、どうしてそのお父さんの
讐仇
(
かたき
)
の顔を
復讐
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
讐
漢検1級
部首:⾔
23画
仇
漢検準1級
部首:⼈
4画
“讐”で始まる語句
讐
讐敵
讐討
讐打
讐事
讐家
讐怨
讐迄
讐返