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『怪異黒姫おろし』
ふりがな文庫
『
怪異黒姫おろし
(
かいいくろひめおろし
)
』
熊!熊!荒熊。それが人に化けたような乱髪、髯面、毛むくじゃらの手、扮装は黒紋付の垢染みたのに裁付袴。背中から腋の下へ斜に、渋段々染の風呂敷包を結び負いにして、朱鞘の大小ぶっ込みの他に、鉄扇まで腰に差した。諸国武者修業の豪傑とは誰の眼にも見え …
著者
江見水蔭
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約26分(500文字/分)
朗読目安時間
約44分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
湧出
(
わきいず
)
赫々
(
かっかっ
)
拘泥
(
かかわら
)
為
(
す
)
面
(
づら
)
合
(
がっ
)
適
(
はま
)
由緒
(
ゆかり
)
沸
(
に
)
厳
(
いかめ
)
時機
(
おり
)
地震
(
ない
)
眼眩
(
まぶ
)
私
(
ひそ
)
空
(
くう
)
端
(
はず
)
脱
(
はず
)
汝
(
うぬ
)
露骨
(
あらわ
)
誰
(
た
)
妾
(
わらわ
)
愛女
(
あいじょ
)
翌日
(
あす
)
悪
(
あ
)
片
(
きれ
)
高田
(
たかだ
)
予
(
かね
)
片木
(
かたき
)
物怯
(
ものおじ
)
傷
(
きずつ
)
青嵐
(
あおあらし
)
隙
(
ひま
)
留
(
と
)
長
(
た
)
一人
(
いちにん
)
痛痒
(
いたがゆ
)
癒
(
い
)
未
(
ま
)
唸
(
うめ
)
諦悟
(
あきらめ
)
見顕
(
みあらわ
)
奴
(
め
)
砂塵
(
すなぼこり
)
好
(
よ
)
斜
(
はす
)
妙
(
たえ
)
委
(
まか
)
孵化
(
かえ
)
擦付
(
こすりつ
)
宛
(
ずつ
)
宿
(
しゅく
)
履
(
ふ
)
山下
(
さんか
)
弄
(
ろう
)
老
(
おい
)
御寝
(
ぎょしん
)
緑草
(
りょくそう
)
怠緩
(
もどか
)
怨恨
(
うらみ
)
芒
(
すすき
)
珠
(
たま
)
現世
(
このよ
)
由縁
(
ゆかり
)
男子
(
おとこ
)
留度
(
とめど
)
疾
(
と
)
痕
(
あと
)
痺
(
しび
)
癪
(
しゃく
)
白紗
(
はくしゃ
)
白髯
(
はくぜん
)
皹入
(
ひびい
)
盲目
(
めくら
)
相模
(
さがみ
)
着
(
つ
)
磔刑
(
はりつけ
)
礫刑
(
はりつけ
)
神代
(
かみよ
)
祠
(
ほこら
)
秀康
(
ひでやす
)
秀忠
(
ひでただ
)
秀頼
(
ひでより
)
空惚
(
そらとぼ
)
突
(
つ
)
笞刑
(
ちけい
)
笹尾
(
ささお
)
紅絹
(
もみ
)
結城
(
ゆうき
)
絶入
(
たえい
)
遷
(
うつ
)
闕所
(
けっしょ
)
鎌遣
(
かまつか
)
鋲打
(
びょううち
)
釘貫
(
くぎぬき
)
金山
(
かなやま
)
野尻
(
のじり
)
越路
(
こしじ
)
躊躇
(
ちゅうちょ
)
追腹
(
おいばら
)
越後
(
えちご
)