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擦付
ふりがな文庫
“擦付”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
すりつ
71.4%
こすりつ
14.3%
すりつく
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すりつ
(逆引き)
何しろ、
其奴
(
そいつ
)
の正体を見届けようと思って、講師は
先
(
ま
)
ず
燐寸
(
まっち
)
を
擦付
(
すりつ
)
けると、
対手
(
あいて
)
は
俄
(
にわか
)
に刃物を
投
(
ほう
)
り出して、両手で顔を隠して
了
(
しま
)
った。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
擦付(すりつ)の例文をもっと
(5作品)
見る
こすりつ
(逆引き)
いかに身を悶悩さして、
敷蒲団
(
しきぶとん
)
に
擦付
(
こすりつ
)
けても、少しも思うように痒さは癒えぬのであった。
怪異黒姫おろし
(新字新仮名)
/
江見水蔭
(著)
擦付(こすりつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
すりつく
(逆引き)
捨置かば
如何
(
いか
)
に募らんも知らずと、貫一は用捨無く
※放
(
もぎはな
)
して、起たんと為るを、彼は
虚
(
すか
)
さず
夤
(
まつは
)
りて、又泣顔を
擦付
(
すりつく
)
れば、
怺
(
こら
)
へかねたる声を励す貫一
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
擦付(すりつく)の例文をもっと
(1作品)
見る
擦
常用漢字
中学
部首:⼿
17画
付
常用漢字
小4
部首:⼈
5画
“擦”で始まる語句
擦
擦違
擦剥
擦傷
擦合
擦寄
擦過傷
擦抜
擦硝子
擦切
“擦付”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
江見水蔭
三遊亭円朝
泉鏡花
岡本綺堂