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すりつ
ふりがな文庫
“すりつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
擦付
29.4%
摺付
29.4%
摺着
23.5%
摺附
5.9%
擦着
5.9%
擦附
5.9%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
擦付
(逆引き)
彼はこの長者の
窘
(
くるし
)
めるを
傍
(
よそ
)
に見かねて、貫一が枕に近く差寄りて
窺
(
うかが
)
へば、涙の顔を
褥
(
しとね
)
に
擦付
(
すりつ
)
けて、
急上
(
せきあ
)
げ急上げ
肩息
(
かたいき
)
してゐたり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
すりつ(擦付)の例文をもっと
(5作品)
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摺付
(逆引き)
寧
(
いっ
)
その事二人共に死んで仕舞おうかと云って居る処へ、夫が来たので左右へ離れて、ぴったり畳へ
頭
(
かしら
)
を
摺付
(
すりつ
)
けて山平お照も顔を
挙
(
あ
)
げ得ません。
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
すりつ(摺付)の例文をもっと
(5作品)
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摺着
(逆引き)
その思いをするのが
可厭
(
いや
)
さに、いろいろに悩んだんだが、
避
(
よ
)
ければ
摺着
(
すりつ
)
く、過ぎれば
引張
(
ひっぱ
)
る、逃げれば追う。形が無ければ声がする……ピイピイ笛は
攻太鼓
(
せめだいこ
)
だ。
歌行灯
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
すりつ(摺着)の例文をもっと
(4作品)
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▼ すべて表示
摺附
(逆引き)
字では月草とも書いて露草の露と対照させているが、事実は衣に
摺附
(
すりつ
)
けることが出来るから附き草で、それ故にまたウツシグサとも呼ばれていたのである。今でも女の児がこの花の色を。
野草雑記・野鳥雑記:01 野草雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
すりつ(摺附)の例文をもっと
(1作品)
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擦着
(逆引き)
飜然
(
ひらり
)
と縁を切って走込むばかりの
勢
(
いきおい
)
——小芳の方が一目先へ御見の済んだ
馴染
(
なじみ
)
だけ、この方が便りになったか、薄くお太鼓に結んだ黒繻子のその帯へ、
擦着
(
すりつ
)
くように坐って
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
すりつ(擦着)の例文をもっと
(1作品)
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擦附
(逆引き)
「父さん、お舟——」と長ちやんは叔父さんの
側
(
そば
)
へ行つて
身
(
からだ
)
を
擦附
(
すりつ
)
けた。
出発
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
すりつ(擦附)の例文をもっと
(1作品)
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