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肩息
ふりがな文庫
“肩息”の読み方と例文
読み方
割合
かたいき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かたいき
(逆引き)
彼はこの長者の
窘
(
くるし
)
めるを
傍
(
よそ
)
に見かねて、貫一が枕に近く差寄りて
窺
(
うかが
)
へば、涙の顔を
褥
(
しとね
)
に
擦付
(
すりつ
)
けて、
急上
(
せきあ
)
げ急上げ
肩息
(
かたいき
)
してゐたり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
一寸法師の緑さんは、やっと目を
開
(
あ
)
くことが出来た。不気味な顔が、
猩々
(
しょうじょう
)
の様に真赤になっていた。彼は
肩息
(
かたいき
)
をしながら、ヒョロヒョロと立上ろうとした。
踊る一寸法師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
肩息(かたいき)の例文をもっと
(2作品)
見る
肩
常用漢字
中学
部首:⾁
8画
息
常用漢字
小3
部首:⼼
10画
“肩”で始まる語句
肩
肩衣
肩胛骨
肩掛
肩肘
肩章
肩身
肩肱
肩越
肩書
“肩息”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
江戸川乱歩