トップ
>
肩息
>
かたいき
ふりがな文庫
“
肩息
(
かたいき
)” の例文
彼はこの長者の
窘
(
くるし
)
めるを
傍
(
よそ
)
に見かねて、貫一が枕に近く差寄りて
窺
(
うかが
)
へば、涙の顔を
褥
(
しとね
)
に
擦付
(
すりつ
)
けて、
急上
(
せきあ
)
げ急上げ
肩息
(
かたいき
)
してゐたり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
一寸法師の緑さんは、やっと目を
開
(
あ
)
くことが出来た。不気味な顔が、
猩々
(
しょうじょう
)
の様に真赤になっていた。彼は
肩息
(
かたいき
)
をしながら、ヒョロヒョロと立上ろうとした。
踊る一寸法師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
肩
常用漢字
中学
部首:⾁
8画
息
常用漢字
小3
部首:⼼
10画
“肩”で始まる語句
肩
肩衣
肩胛骨
肩掛
肩肘
肩章
肩身
肩肱
肩越
肩書