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すりつけ
ふりがな文庫
“すりつけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
摺付
66.7%
擦着
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
摺付
(逆引き)
御子様がないのですから、奥様も
恰
(
さ
)
も懐しそうに
抱〆
(
だきしめ
)
て、白い頬をその柔い毛に
摺付
(
すりつけ
)
て、美しい夢でも眼の前を通るような
溶々
(
とけどけ
)
とした目付をなさいました。
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
疊
(
たゝみ
)
へ
摺付
(
すりつけ
)
々々己れが此店の久兵衞とか
云
(
いふ
)
奴
(
やつ
)
か
汝
(
おのれ
)
番頭の身を以て
大膽不敵
(
だいたんふてき
)
にも亭主が馬鹿なりとて主人の
嫁
(
よめ
)
へ不義を
仕掛
(
しかけ
)
る
人外者
(
にんぐわいもの
)
めと又々鼻づらをこするゆゑ御免々々と
泣叫
(
なきわめ
)
くを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
縁
(
えん
)
に
摺付
(
すりつけ
)
其處が御衣役御
圓頂役
(
つむりやく
)
なれば諸役人も一
了簡
(
りうけん
)
異
(
かは
)
り殊には御
寺格
(
じかく
)
と申彼是助る儀も御座らんにより何卒
命乞
(
いのちごひ
)
成下
(
なしくだ
)
さるゝ樣
偏
(
ひとへ
)
に願ひ奉つる此事御聞入下さらば
假令
(
たとへ
)
私しの
骸
(
からだ
)
は如何樣に相なるとも聊かも
苦
(
くる
)
しからず何卒主人の一命を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
摺付
(
すりつけ
)
々々
詫入
(
わびいり
)
つゝ持參金の儀は此節店の都合も御座れば二三日御待下さるべし荷物并びに離縁状の處は兩主人歸り
次第
(
しだい
)
申
聞
(
きけ
)
今晩
(
こんばん
)
にも直に御宿所まで持參仕り候はんにより
呉々
(
くれ/″\
)
も是までの
不都合
(
ふつがふ
)
御勘辨
(
ごかんべん
)
下さる樣
偏
(
ひと
)
へに/\願ひ上奉つると
震
(
ふるへ
)
ながら
平蜘
(
ひらくも
)
の如くになりて申ゆゑ後藤は
稍
(
やゝ
)
言葉を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
すりつけ(摺付)の例文をもっと
(2作品)
見る
擦着
(逆引き)
詩経
(
しきやう
)
には
男子
(
だんし
)
の
祥
(
しやう
)
とし、或は
六雄将軍
(
りくゆうしやうぐん
)
の名を
得
(
え
)
たるも
義獣
(
ぎじう
)
なればなるべし。
夏
(
なつ
)
は
食
(
しよく
)
をもとむるの
外
(
ほか
)
山蟻
(
やまあり
)
を
掌中
(
てのひら
)
に
擦着
(
すりつけ
)
、
冬
(
ふゆ
)
の
蔵蟄
(
あなごもり
)
にはこれを
䑜
(
なめ
)
て
飢
(
うゑ
)
を
凌
(
しの
)
ぐ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
すりつけ(擦着)の例文をもっと
(1作品)
見る
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