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平蜘
ふりがな文庫
“平蜘”の読み方と例文
読み方
割合
ひらくも
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひらくも
(逆引き)
存ぜず差置き
剩
(
あまつ
)
さへ
格別
(
かくべつ
)
懇意
(
こんい
)
に致す事如何の心得なるや恐入たるかと
叱
(
しか
)
られしかば勘兵衞一言もなく
平蜘
(
ひらくも
)
の如くになり居たり此時權三助十
恐
(
おそれ
)
ながらと進み出で此儀市郎左衞門
何樣
(
どのよう
)
に願上候とも罪もなき者を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
摺付
(
すりつけ
)
々々
詫入
(
わびいり
)
つゝ持參金の儀は此節店の都合も御座れば二三日御待下さるべし荷物并びに離縁状の處は兩主人歸り
次第
(
しだい
)
申
聞
(
きけ
)
今晩
(
こんばん
)
にも直に御宿所まで持參仕り候はんにより
呉々
(
くれ/″\
)
も是までの
不都合
(
ふつがふ
)
御勘辨
(
ごかんべん
)
下さる樣
偏
(
ひと
)
へに/\願ひ上奉つると
震
(
ふるへ
)
ながら
平蜘
(
ひらくも
)
の如くになりて申ゆゑ後藤は
稍
(
やゝ
)
言葉を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
某し
見屆
(
みとゞけ
)
たりサア出せ/\と
詰寄
(
つめよる
)
に曲者は是非なく
財布
(
さいふ
)
より金子二分取出し
然樣
(
さやう
)
ならばと差出せしかばソレ見よ持て
居
(
ゐ
)
ながら少しもなきなぞと
未
(
まだ
)
僞るは
不屆至極
(
ふとゞきしごく
)
なりと云ながら
握
(
にぎ
)
り
拳
(
こぶし
)
にて
横樣
(
よこさま
)
に
擲倒
(
はりたふ
)
さんとする故盜人は大いに恐れアヽ
眞平
(
まつぴら
)
御免下
(
ごめんくだ
)
さるべしと
平蜘
(
ひらくも
)
の如くになつて
詫入
(
わびいる
)
にぞ半四郎は二分の金を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
平蜘(ひらくも)の例文をもっと
(1作品)
見る
平
常用漢字
小3
部首:⼲
5画
蜘
漢検準1級
部首:⾍
14画
“平蜘”で始まる語句
平蜘蛛
検索の候補
平蜘蛛