“詫入”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
わびい50.0%
わびいり25.0%
わびいる12.5%
あやま12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それを藤原喜代之助ふじわらきよのすけが見兼て母に詫入わびいれ、母は手ずから文治の左の腕に母という字を彫付ほりつけ、「以来は其の身を母の身体と思って大切にいたせよ」
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
しばれと云聲の下々した/\役人はつと立掛たちかゝるを周藏木祖兵衞種々と詫入わびいり漸々やう/\三五郎を外の腰掛こしかけへ出しゝかば跡は寂寞ひつそりとなり理左衞門大音だいおんあげコリヤ九助假令たとへみぎ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
二ツ三ツ打叩く故久兵衞は大いに恐れ何卒御免下され御侍士樣おさぶらひさまどうぞ命ばかりは御助け下さりましと只管ひたすら詫入わびいるを後藤は猫の仕置をするやうに鼻づらを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
詫入あやまりますで、はい。
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)