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詫入
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わびいり
ふりがな文庫
“
詫入
(
わびいり
)” の例文
縛
(
しば
)
れと云聲の
下々
(
した/\
)
役人はつと
立掛
(
たちかゝ
)
るを周藏木祖兵衞種々と
詫入
(
わびいり
)
漸々
(
やう/\
)
三五郎を外の
腰掛
(
こしかけ
)
へ出しゝかば跡は
寂寞
(
ひつそり
)
となり理左衞門
大音
(
だいおん
)
揚
(
あげ
)
コリヤ九助
假令
(
たとへ
)
右
(
みぎ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
一
我等
(
われら
)
今度
(
こんど
)
下向候処
(
げこうそろところ
)
其方
(
そのほう
)
に
対
(
たい
)
し
不束之筋有之
(
ふつつかのすじこれあり
)
馬附之荷物積所
(
うまつけのにもつつみしょ
)
出来申候
(
しゅったいもうしそろ
)
に
付
(
つき
)
逸々
(
はやばや
)
談志之旨
(
だんしのむね
)
尤之次第
(
もっとものしだい
)
大
(
おお
)
きに
及迷惑申候
(
めいわくをおよぼしもうしそろ
)
依
(
よっ
)
て
御本陣衆
(
ごほんじんしゅう
)
を
以
(
もって
)
詫入
(
わびいり
)
酒代
(
さかて
)
差出申候
(
さしだしもうしそろ
)
仍而件如
(
よってくだんのごとし
)
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
願ひ奉つる因ては何なりとも有合の
御肴
(
おさかな
)
をさし上候はんと
只管
(
ひたすら
)
に
詫入
(
わびいり
)
ければ武士は忽ち顏色を
和
(
やは
)
らげ是は/\御亭主の
挨拶
(
あいさつ
)
却つて
痛
(
いた
)
み
入
(
いる
)
惣
(
そう
)
じて
其方
(
そなた
)
の如く理を分て云るれば某し元より事を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
摺付
(
すりつけ
)
々々
詫入
(
わびいり
)
つゝ持參金の儀は此節店の都合も御座れば二三日御待下さるべし荷物并びに離縁状の處は兩主人歸り
次第
(
しだい
)
申
聞
(
きけ
)
今晩
(
こんばん
)
にも直に御宿所まで持參仕り候はんにより
呉々
(
くれ/″\
)
も是までの
不都合
(
ふつがふ
)
御勘辨
(
ごかんべん
)
下さる樣
偏
(
ひと
)
へに/\願ひ上奉つると
震
(
ふるへ
)
ながら
平蜘
(
ひらくも
)
の如くになりて申ゆゑ後藤は
稍
(
やゝ
)
言葉を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
詫
漢検準1級
部首:⾔
13画
入
常用漢字
小1
部首:⼊
2画
“詫入”で始まる語句
詫入申