“横樣”のいろいろな読み方と例文
新字:横様
読み方割合
よこさま50.0%
よこざま50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
某し見屆(みとゞけ)たりサア出せ/\と詰寄(つめよる)に曲者は是非なく財布(さいふ)より金子二分取出し然樣(さやう)ならばと差出せしかばソレ見よ持て居(ゐ)ながら少しもなきなぞと未(まだ)僞るは不屆至極(ふとゞきしごく)なりと云ながら握(にぎ)り拳(こぶし)にて横樣(よこさま)に擲倒(はりたふ)さんとする故盜人は大いに恐れアヽ眞平(まつぴら)御免下(ごめんくだ)さるべしと平蜘(ひらくも)の如くになつて詫入(わびいる)にぞ半四郎は二分の金を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
與吉(よきち)が身體(からだ)を入(い)れようといふ家(いへ)は、直(すぐ)間近(まぢか)で、一町(ちやう)ばかり行(ゆ)くと、袂(たもと)に一本(ぽん)暴風雨(あらし)で根返(ねがへ)して横樣(よこざま)になつたまゝ、半(なか)ば枯(か)れて、半(なか)ば青々(あを/\)とした、あはれな銀杏(いてふ)の矮樹(わいじゆ)がある、橋(はし)が一個(ひとつ)。
三尺角 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)