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擦寄
ふりがな文庫
“擦寄”の読み方と例文
読み方
割合
すりよ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すりよ
(逆引き)
とまた
擦寄
(
すりよ
)
った。謙造は
昔懐
(
むかしなつか
)
しさと、お
伽話
(
とぎばなし
)
でもする気とで、うっかり言ったが、なるほどこれは、と心着いて、急いで言い続けて
縁結び
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「どこに」と女は崩した、からだを
擦寄
(
すりよ
)
せる。余の顔と女の顔が触れぬばかりに近づく。細い鼻の穴から出る女の
呼吸
(
いき
)
が余の
髭
(
ひげ
)
にさわった。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
平三郎はその手を払い
除
(
の
)
けた。それでも婢は盃を放さずに、平三郎の傍へ
擦寄
(
すりよ
)
って往って無理に持たそうとした。平三郎はそれをまた押しのけた。
水面に浮んだ女
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
擦寄(すりよ)の例文をもっと
(7作品)
見る
擦
常用漢字
中学
部首:⼿
17画
寄
常用漢字
小5
部首:⼧
11画
“擦”で始まる語句
擦
擦違
擦剥
擦付
擦傷
擦合
擦過傷
擦抜
擦硝子
擦切
“擦寄”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
杉山萠円
泉鏡花
夏目漱石
夢野久作
田中貢太郎