トップ
>
すりよ
ふりがな文庫
“すりよ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
摺寄
81.1%
擦寄
18.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
摺寄
(逆引き)
「復讐……。
山𤢖
(
やまわろ
)
が……。一体どんなことを
為
(
し
)
ました。」と、市郎も思わず
摺寄
(
すりよ
)
ると、安行は今更のように嘆息した。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
正太は恐る恐る
枕
(
まくら
)
もとへ寄つて、美登利さんどうしたの病気なのか心持が悪いのか全体どうしたの、とさのみは
摺寄
(
すりよ
)
らず膝に手を置いて心ばかりを悩ますに
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
すりよ(摺寄)の例文をもっと
(30作品)
見る
擦寄
(逆引き)
平三郎はその手を払い
除
(
の
)
けた。それでも婢は盃を放さずに、平三郎の傍へ
擦寄
(
すりよ
)
って往って無理に持たそうとした。平三郎はそれをまた押しのけた。
水面に浮んだ女
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
こは
事難
(
ことむづかし
)
うなりぬべし。
克
(
かな
)
はぬまでも多少は累を免れんと、貫一は手を
拱
(
こまぬ
)
きつつ
俯目
(
ふしめ
)
になりて、
力
(
つと
)
めて
関
(
かかは
)
らざらんやうに
持成
(
もてな
)
すを、満枝は
擦寄
(
すりよ
)
りて
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
すりよ(擦寄)の例文をもっと
(7作品)
見る
検索の候補
すりよせ
すりより