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俯目
ふりがな文庫
“俯目”の読み方と例文
読み方
割合
ふしめ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふしめ
(逆引き)
そして、ぱっちりした、
霑
(
うるみ
)
のある、涼しい目を、心持
俯目
(
ふしめ
)
ながら、大きく
睜
(
みひら
)
いて、こっちに立った一帆の顔を、向うから
熟
(
じっ
)
と見た。
妖術
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
更
(
さら
)
に
其
(
その
)
葉
(
は
)
は
何處
(
どこ
)
にも
感
(
かん
)
じない
微風
(
びふう
)
に
動搖
(
どうえう
)
して
自分
(
じぶん
)
のみが
怖
(
おぢ
)
たやうに
騷
(
さわ
)
いで
居
(
ゐ
)
る。
穗
(
ほ
)
は
何
(
なに
)
を
騷
(
さわ
)
ぐのかと
訝
(
いぶか
)
るやうに
少
(
すこ
)
し
俯目
(
ふしめ
)
に
見
(
み
)
おろして
居
(
ゐ
)
る。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
昔しの
髷
(
まげ
)
を今の世にしばし許せと
被
(
かぶ
)
る
瓜実顔
(
うりざねがお
)
は、花に臨んで風に
堪
(
た
)
えず、
俯目
(
ふしめ
)
に人を避けて、名物の団子を
眺
(
なが
)
めている。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
俯目(ふしめ)の例文をもっと
(33作品)
見る
俯
漢検1級
部首:⼈
10画
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
“俯目”で始まる語句
俯目勝
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