“動搖”のいろいろな読み方と例文
新字:動揺
読み方割合
どよ39.4%
どうえう27.3%
どうよう9.1%
ゆるぎ6.1%
3.0%
ゆさぶり3.0%
ゆす3.0%
ゆらめ3.0%
ゆる3.0%
ゆれ3.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、云ふとドツと一時に動搖めいて一崩れ、ばたばたと男の後を追うて、津浪が押し寄せた樣、逸早く合點した連中は、聲を擧げて突貫した。
二十三夜 (旧字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)
何處にもじない微風動搖して自分のみがたやうにいでる。ぐのかとるやうに俯目おろしてる。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
その中内工学士顔色がかすかに動搖したのを、警部はすばやくがついていた。それらの電気メッキでは、青酸加里溶液使用される。
金魚は死んでいた (新字新仮名) / 大下宇陀児(著)
先刻まではめて動搖平穩であつた弦月丸何時にか甲板くばかりしき動搖じてるのであつた。
二人はウ※トクロスからの動搖れ通しの長い馬車に、筋ばつてゐた、寒い夜氣に冷えきつてゐた。しかし二人の樂しげな面差は、明るい火に照らされて、輝かしさを増した。
さうしてくしてはへぐつとつて身體動搖ながら私語くやうにざわ/\とる。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
唯、前の方へ突進する馬車と……時々馬丁の吹き鳴らす喇叭と馬を勵ます聲と……激しく動搖れる私達の身體とがあるばかりでした。
にはつて上手けた金房しざらりとして動搖いた。巫女漸次うてくうちに
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
「ガーフ」にかしき帝國軍艦旗せるかの白色巡洋艦は、此邊海底くして、ずることもはねば、小山動搖ぐがく、漂蕩してる。
其驛から巴里の良人と莫斯科の石田氏とへ電報を出した。動搖の烈しい汽車も馴れては此以外に自身の世界が無い樣な氣がして、朝は森に啼いて居る小鳥の聲も長閑に聞くのである。
巴里まで (旧字旧仮名) / 与謝野晶子(著)