“どうえう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
動搖60.0%
童謠20.0%
動揺6.7%
童幼6.7%
童謡6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しからば金解禁きんかいきん決行けつかうせられた一ぐわつ十一にち以後いご經濟界けいざいかいはどうなるであらうか。爲替相場かはせさうば動搖どうえうため物價ぶつか動搖どうえうすることは、商賣社會しやうばいしやくわいもつとこのまざることである。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
童謠どうえうは(おう)がはじめてきたりしやゝ以前いぜんより、何處いづこよりつたへたりともらず流行りうかうせるものにして、爾來じらい父母※兄ふぼしけいだましつ、すかしつせいすれども、ぐわんとしてすこしもかざりき。
蛇くひ (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
流るる血しほ黒煙くろけぶ動揺どうえうしつつ
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
その淵も瀬に移るところは浅くなつてその底は透きとほるやうな砂であるから、水遊みづあそびする童幼どうえうは白い小石などを投げ入れて水中で目を明いてそれの拾競ひろひくらをしたりするのであつた。
念珠集 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)