“童謠”のいろいろな読み方と例文
新字:童謡
読み方割合
どうえう60.0%
うた20.0%
どうよう20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
無意むい無心むしんなる幼童えうどう天使てんしなりとかや。げにもさきに童謠どうえうありてより(おう)のきたるに一月ひとつきかざりし。しかるにいま此歌このうた稀々まれ/\になりて、さらにまた奇異きいなるうた
蛇くひ (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
けれどこれははじめで、そんなにいいものとはへない。だい一、ほんたかすぎる。それに童謠うただつて、まだほんとうにきみたちにかれないかもれない。
赤い旗 (旧字旧仮名) / 槙本楠郎(著)
さうしてさういふ種類しゆるいうたを、一般いつぱんに、わざうたとまをしました。では、童謠どうようとあてをします。が、ほんとうの意味いみは、かみ意志いしあらはれたうた、といふことらしいのです。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)